急がば走れ

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徒然なるままに興味のあることや日々の出来事を書きます。

FFmpegを使ってmp4ファイルを作ったりgifを作ったりしたい

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ffmpeg

お久しぶりです。うぉーたんです。

今回は、いっつも作業する時になると忘れてしまう「ffmpeg」の使い方について書いておこうと思います。

 動画をmp4に変換する

ffmpegの使い時として『動画のフォーマット変換』というのは割とポピュラーだと思います。

記載方法は以下のとおりです。

ffmpeg -i 入力ファイル名.mkv -vcodec copy 出力ファイル名.mp4

 とっても簡単ですね。

もうおわかりかと思いますが、flvの場合は『入力ファイル名.flv』にするだけです。

 

動画の指定部分を切り出す

twitterInstagram等に動画をアップロードする時、Twitterだと140秒、Instagramだと60秒の制限があります。

元動画の中から指定部分を抜き出したい・・・なんて時にもffmpegが役立ちます。

記載方法は以下のとおりです。

ffmpeg -ss 開始時間 -i 入力ファイル名.mp4 -t 切り出す秒数 -c copy 出力ファイル名.mp4

さっきのフォーマット変換より少し長いとはいえ、そこまで難しくはないです。

たとえば、『input.mp4』というファイルの『5分30秒~6分45秒』までを切り出したい場合には、『5分30秒から75秒間』なので

ffmpeg -ss 05:30 -i input.mp4 -t 75 -c copy output.mp4

とすればOKです。

 

音ずれの訪れへの対処方法

上記方法を組み合わせることで、『動画フォーマットをmp4に変換し、指定部分を切り出す』ことは可能です。

しかし、元動画のエンコード等によっては作成したmp4が音ズレしてしまう場合があります。

そんなときには落ち着いて以下のように記載します。

ffmpeg -i output.mp4 -pix_fmt yuv420p dest.mp4

これを行うことで、大抵の音ズレは解消します。

 

動画をgifに変換する

 動画ファイルをgifに変換することも可能です。

その場合は下記の通り記載します。

ffmpeg -i input.mp4 output.gif

 たったこれだけでgif画像に変換できます。

TwitterInstagramに上げる場合は、これに加えて音ズレのときの処理を行えばOKです。

 

まとめ

今回紹介した方法はffmpegの使い方のほんの一部に過ぎませんが、これを覚えておくだけでも色んな部分に役立てることができると思います。